スリン
スリンってどんなところ?
スリン県は私たちの住んでいるバンコクからは東に約457km。車だと6時間くらいかかります。
象祭りと絹の織物などの手工芸品、900年も前につくられたクメール遺跡があることで有名です。
スリンはタイの隣の国、カンボジアにもラオスにも近いのでクメール民族、ラオス系の民族が多く、また象の調教を得意とするスアイ族も暮らしています。
象祭り
タイの3大祭りの一つです。毎年11月中旬の週末に行われ、世界中から観光客が詰めかけます。象と人間の戦いの劇や、象のサッカー、象のダンス、象)のパレードなど、とても迫力のあるいろいろな見せ物を披露してくれます。とこのお祭りには250頭以上の象が参加するそうですよ!
スアイ族と象はずっと前から家族のように一緒に住んでいたそうで、人間の言葉も分かるほど利口とも言われています。
絹の織物 絹 シルクという滑らかな糸からつくる蚕という虫を育てて、その糸を織って布をつくります。スリンの織物は伝統的で珍しい色と模様で有名でです。こんなきれいな織物を作っている村がいくつもあります。
ムアンティー遺跡(いせき)
900年前(ねんまえ)のクメール王朝時代(おうちょうじだい)にレンガを積(つ)み上(あ)げてつくった棟(とう)が今(いま)も残(のこ)っています。アユタヤの遺跡(いせき)よりももっと昔(むかし)につくられたんですよ。