SAWANへはじめて参加される方へ
はじめに
SAWANは2025年3月で18年目となります。これまで、190回以上のSAWANと各種イベント・震災支援募金活動等とタイ国で活動してきました。
SAWAN活動は団長を筆頭に指導員としてSAWAN Madam(保護者)、日本からの大人(教育関係者・芸術家・写真家等)、大学生、現地受入スタッフで対応しています。
いきなりの4泊5日のSAWANは、心配な点・不安な点があるかと思います。毎回「1人での参加でお友達ができるでしょぅか?」という質問がありますが、班に入ると、そういった問題は全て解消していますので、ご安心ください。行きのバスは皆一人で寝ていくのでコミュニケーションの心配ありません。事前に少しでもそういった不安を取り除くことができればと思います。最近は1DAYに帰りツアーのマングローブ植林・1泊2日のカンチャナブリキャンプ も実施しています。
細かい所はHP「SAWANとは」プロフィールを御覧ください。
SAWAN教育方針
「心に植えよう枯れない花を 僕らの想い天までとどけ」
植林を通して現地の子供達、大人達と地球について考えます。お父さんが日本人が大好きなエビを採って売ろうとマングローブ林を切ってしまった村の子供達といつの時代もエビが大好きな日本の子供達と協力して木を植えます。 言葉は通じなくても 子供達の心に植えた友情の樹は枯れません。お互いの夢をかなえるために大きな声で叫び天までとどけと願います。(SAWANはタイ語で天国) 地球環境のための植林を毎回行います。 「せいぜい植えても地球にどれだけの影響を与えれるのだろうか?」 「大人では遅いんだ。子供のうちに意思を持つことで、地球にやさしい車の設計・便利なものの発明に大きな影響がでるんだ。」 『SAWANは僕らの居場所・輝ける場所・素直になれる場所・自分を見つめ直す場所・・・』 子供達の想いは色々です。家族旅行では味わえない感覚から日頃の親の言葉、学校での学びに気づことができます。 SAWANの活動としての特徴は「縦割り教育」「班別活動」「植林」「夢マップ」「夢祭り」の活動に凝縮されています。 体験型プログラムを通して、 ピア・サポートプログラム「子どもたちが子どもたち同士相互に支え合う活動。思いやりのある子どもたちを育て、思いやりのある環境を創造する。子どもは実際に仲間を応援する中で成長する。」を実践しています。 高校生・中学生の経験者の班長の役割が大きく子供達同士の信頼関係や思いやりが今まで事故なく活動できている1つの要因でもあります。 海や山での活動、植林活動と「日本的イメージの自然キャンプ」というよりは、 移動型自然教室でのリアルAI(人工知能)トレーニング(時間軸・数量・内容を中心としイメージして推察・推測して行動する) 昨今のAI時代の真っ只中でどのようにして勝ち抜いていくのか? SAWANでは実践し体感することで決断する力・覚悟する力・judgeする力を育んでいきます。 海に来ても一度も海に入らず楽しんでいく子供達も大勢います。(笑) SAWANプログラムは、学校教育、家庭教育、社会教育の毎日の中で体験していることにフォーカスし深く考えていき、将来の夢、身近な目標を具体的に描くことを中心にトレーニングしていきます。
SAWANは年間教育の中でのカンフル剤
学校や塾と違い1年間を通じての教育ではなく長期的に受けている学校教育・家庭・塾・習い事をどのようにしたら自分の中に浸透していくのかを考える場所です。 小6・中2になると受検の関係で塾の先生とこんなやり取りをして参加する生徒もいます。 「塾の3日は覚えていないけど、SAWANの仲間との3日間は一生忘れない!」 「先生3日休んだだけで合格できないような塾ですか?」 「夢をみつけてきて、先生が教えやすい生徒になるよ」と様々です。 支援していただいている塾長からは「SAWANで鍛えてこい」と励まされて参加する生徒もいます。 効果としては低学年からの参加が一番大きいです。小6以上は何かテーマをみつけて参加する必要があります。ただ友達と楽しい時間を過ごす。だけでは効果は小さいですね。 植林活動では地球環境のことやアジアから見た日本の役割など地球規模でイメージしていきます。 時々行われる「鶏さばき」は命の大切さ、尊さ、命をいただくという意味を学びます。「人生は自分のものであるけれど命は自分に関わる人すべてに影響するもの」として自分の命を大切にしなくてはいけないことも知ります。 SAWANっ子が日本に帰国してから一人で飛行機に乗って参加する生徒が増えています。 日本では自分の住んでいる街から出たこともない、出すことのできない家庭もあります。SAWANでの体験が親子の新しいステージの扉を開いていくことがわかります。 真のグローバル教育の源となることを祈っています。